日本書道ユネスコ登録推進協議会

「 つなごう日本の書道文化 ユネスコの無形文化遺産に 」

ユネスコの評価機関において「書道」がユネスコ無形文化遺産に記載(登録)することが適当との勧告が発表されました

令和8年11月5日

令和8年11月5日(木)、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関において、「書道」をユネスコ無形文化遺産に記載(登録)することが適当との勧告が発表されました。

評価機関の勧告は、「記載」「情報照会(追加情報の要求)」「不記載」のいずれかで、「記載」勧告は登録見込みであることを意味します。

この勧告により登録がより現実的なものとなり、残すは、来る11月30日~12月5日に開催される第21回無形文化遺産保護条約政府間委員会(於・中華人民共和国福建省厦門市)での正式な登録決定発表を待つのみとなります。

ユネスコの現時点での暫定スケジュールによりますと、「書道」の審議・登録決定発表は次の3日間のうちに行われる予定ですが、より詳しい審議日程は発表され次第、このホームページや日本書道文化協会のホームページに掲載されます。(日本書道文化協会 https://www.nihonshodobunka.jp/)

12月1日(火)
日本時間15:30~18:30の間

12月2日(水)
日本時間10:30~13:30、日本時間15:30~18:30の間

12月3日(木)
日本時間10:30~13:30の間

今回の勧告の発表について、日本書道ユネスコ登録推進協議会の田中壮一郎会長及び日本書道文化協会の井茂圭洞会長から、次のようなメッセージが発表されました。

日本書道ユネスコ登録推進協議会 田中壮一郎会長のメッセージ

このたび、「書道」がユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関における事前審査において、無形文化遺産の代表一覧表への「記載」がふさわしいとの勧告を受けました。

「書道」のユネスコ無形文化遺産への登録運動を10年以上行ってきた日本書道ユネスコ登録推進協議会にとって、今回の勧告により、長年の書道界の念願が実現することに大いに近づいたと認識しており、大変ありがたいものと考えております。

「書道」のユネスコ無形文化遺産に関する最終的な結論は、本年11月30日から12月5日に厦門(中華人民共和国)で開催されるユネスコ無形文化遺産保護条約第21回政府間委員会において正式決定される予定とのことであり、評価機関の勧告どおりに代表一覧表に記載されることを期待しております。

日本書道文化協会 井茂圭洞会長のメッセージ

このたび、「書道」がユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関における事前審査において、無形文化遺産の代表一覧表への「記載」がふさわしいとの勧告を受けたことは、長年にわたり書道のユネスコ無形文化遺産に向けた取組を行ってきた書道界にとって大変ありがたいことであり、評価機関において審査をしていただいた方々に対して心から感謝申し上げます。

「書道」は、我が国の代表的な伝統文化であるとともに、今でも人々の生活に根付いている生活文化でもあり、今後とも、保護、普及、発展を進めていくことが極めて重要であると考えております。

「書道」のユネスコ無形文化遺産についての最終的な結論は、本年11月30日から12月5日に厦門(中華人民共和国)で開催されるユネスコ無形文化遺産保護条約第21回政府間委員会において正式決定される予定であると承知しています。評価機関の勧告どおりに代表一覧表に記載されることを期待しております。

「書道」が正式にユネスコ無形文化遺産に決定するまで、引き続きのご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

文化庁発表資料

田中壮一郎会長・井茂圭洞会長のメッセージ(PDF)

協議会概要

1.協議会発足の趣旨

『日本の書道文化』を国際連合教育科学文化機関(=ユネスコ)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(=代表一覧表)」に記載するため。(=『日本の書道文化』を保護継承し、ユネスコの無形文化遺産に登録するため。)

2.協議会名 : 日本書道ユネスコ登録推進協議会

2015(平成27)年4月4日に発足。
公益財団法人全国書美術振興会、公益社団法人全日本書道連盟、公益社団法人日本書芸院の3団体が、『日本の書道文化』をユネスコの無形文化遺産に登録すべく、その登録推進運動を行う目的で、「日本書道ユネスコ登録推進協議会」を発足しました。

3.協議会の組織

<協議会><実務者会><事務局>で構成しています。
<協 議 会>
事業の最終的な決定機関。特別顧問・顧問・会長・副会長・総務部長・委員の役員が置かれています。
<実務者会>
実務的に事業を進めるための立案・検討を行う機関。協議会の総務部長を座長とし、実務委員・アドバイザー・事務局とで運営されます。アドバイザーは、毎日新聞社・読売新聞社・朝日新聞社・産経新聞社・共同通信社からそれぞれ社員1名が派遣されます。
<事 務 局>
東京事務局は全国書美術振興会内に、大阪事務局は日本書芸院内に設置しています。

※<調査委員会>
2018年3月から2019年1月に実施した「書道文化に関する基礎調査」「書道団体実態調査」の際に設置された委員会(第8回協議会で承認された組織)。
協議会の委員を座長とし、委員は大学や小学校の教育関係者・美術館関係者・大学院生で構成された。

4.協議会の活動状況

(1)署名活動の実施
2016(平成28)年3~12月の間、地域代表委員を中心に全国の団体様を対象として賛同署名運動を展開

(2)登録推進基金の設立
『日本書道ユネスコ登録推進基金』を立ち上げ、2016(平成28)年4月、主に毎日書道会・読売書法会・産経国際書会所属の会派、表具店、書道用品店に対し、基金依頼を実施

(3)調査研究報告書の作成
2017(平成29)年9月に当協議会内に調査委員会を設置し、2018(平成30)年3月から8月にかけて、「書道文化に関する基礎調査(一部 書道団体実態調査)」と称するアンケート調査を実施

(4)記念品付き寄付(ピンバッジ)の受け入れ
当協議会のロゴマークをデザインしたピンバッジを作成し、2019(平成31)年1月より、『記念品付き寄付』という形でのご寄付協力のお願いを実施

(5)ロゴマーク・スローガン・ポスター
登録推進運動の象徴となるロゴマーク、一般国民に広く広報を行うためのスローガンおよびポスターを制作。スローガンは「つなごう日本の書道文化 ユネスコの無形文化遺産に」。

5.ユネスコ無形文化遺産登録に向けた進展状況

上記4に列挙した様々な活動が実を結び、次のような進展を遂げた。
平成29年 文化審議会が「書道」を含む生活文化をユネスコ無形文化遺産の提案対象とする方針を公表
令和3年1月 文化審議会文化財分科会が文化財保護法改正等を提言
令和3年6月 文化財保護法の改正により登録無形文化財制度が創設
令和3年12月 書道が初の登録無形文化財となる、日本書道文化協会が保持団体に認定
令和5年12月 文化審議会が次のユネスコ無形文化遺産提案候補として書道を選定
令和6年1月 政府として書道を次のユネスコ無形文化遺産に提案することを決定
令和6年3月 政府がユネスコに対して書道をユネスコ無形文化遺産とする提案書を提出
令和7年3月 政府が書道をユネスコ無形文化遺産に再提案することを決定
令和7年3月 政府がユネスコに対して書道をユネスコ無形文化遺産とする提案書を提出

組織一覧(2026年10月現在)

  協議会役員

特別顧問
河村 建夫 書道国会議員連盟名誉会長、元内閣官房長官、元文部科学大臣
塩谷  立 書道国会議員連盟名誉会長、元文部科学大臣
松浦晃一郎 第8代国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長
松木  健 毎日新聞社代表取締役会長執行役員、一般財団法人毎日書道会理事長
村岡 彰敏 読売新聞東京本社代表取締役社長、読売書法会会長
中村 史郎 朝日新聞社代表取締役会長
近藤 哲司 産経新聞社代表取締役会長、産経国際書会会長
井原 康宏 株式会社共同通信社代表取締役社長
参 事
石飛 博光 公益財団法人全国書美術振興会顧問、公益社団法人全日本書道連盟顧問
吉川 蕉仙 公益社団法人日本書芸院名誉顧問、公益社団法人全日本書道連盟顧問
会 長
田中壮一郎 公益財団法人全国書美術振興会会長、元文部科学審議官
副会長
井茂 圭洞 文化勲章受章、日本藝術院会員
黒田 賢一 文化功労者、日本藝術院会員
髙木 聖雨 文化功労者、日本藝術院会員、公益財団法人全国書美術振興会理事長
星  弘道 日本藝術院会員、公益社団法人全日本書道連盟名誉顧問
真神 巍堂 公益社団法人全日本書道連盟顧問、公益社団法人日本書芸院名誉顧問
仲川 恭司 公益社団法人全日本書道連盟副理事長
土橋 靖子 日本藝術院会員、公益社団法人日本書芸院理事長
総務部長
髙木 聖雨 (兼任)
委 員
清水 透石 公益財団法人全国書美術振興会参事
田中 節山 公益社団法人全日本書道連盟顧問
辻元 大雲 公益社団法人全日本書道連盟顧問 ※「つじ」は一点しんにょう
室井 玄聳 公益社団法人全日本書道連盟参与
風岡 五城 公益社団法人全日本書道連盟参与
長野 竹軒 公益社団法人全日本書道連盟理事
高木 厚人 公益社団法人日本書芸院副理事長
長井 素軒 公益社団法人日本書芸院董事

  実務者会

座 長
髙木 聖雨 (兼任)
実務委員
長野 竹軒 (兼任)
太田 文子 游墨舎代表
髙橋 利郎 大東文化大学文学部書道学科教授
アドバイザー
三岡 昭博 一般財団法人毎日書道会専務理事
小野  崇 読売書法会事務局長
吉羽 陶子 朝日新聞社ライフスタイル事業本部文化事業部次長
粂  雅人 産経国際書会専務理事
石森 光治 株式会社共同通信社企画事業部部長職

  事務局

片山 純一 公益財団法人全国書美術振興会事務局長
藤井  聡 公益社団法人日本書芸院事務所長
内海 祐子 公益財団法人全国書美術振興会プロデューサー
飯田 善一 公益社団法人全日本書道連盟事務主任

 

  調査委員会

2018年3月から2019年1月に実施した「書道文化に関する基礎調査」「書道団体実態調査」の際に設置された。(※調査実施当時の役職)

座 長
高木 厚人 (兼任)
座長代行
髙橋 利郎 (兼任)
委 員
杉山 勇人 鎌倉女子大学教授
前川 知里 旧多摩聖蹟記念館専門員
田村 彩華 成田山書道美術館学芸員
芹澤麻美子 大東文化大学非常勤講師、千葉大学附属小学校非常勤講師
中村 拓也 和洋女子大学助教


お問い合わせ

「日本書道ユネスコ登録推進協議会」事務局
Mail.info@shodoisan.jp

<東京事務局>
〒107-0052
東京都港区赤坂2-11-1 デルックス溜池山王6階
公益財団法人全国書美術振興会内
Tel.03-3568-2071
Fax.03-3568-2072
<大阪事務局>
〒540-6591
大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル7階
公益社団法人日本書芸院内
Tel.06-6945-4501
Fax.06-6945-4505
 

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